vol.273 2022 spring
地域の活動から

全国に27のユニセフ協定地域組織があり、 地域に根付いた様々な活動を行っています。

埼玉県ユニセフ協会

「切手きってボランティアしよ!」の様子
©埼玉県ユニセフ協会

担当者:金子千春

©埼玉県ユニセフ協会

埼玉県ユニセフ協会は、多くのボランティアに支えられ、募金活動、出前授業、広報、啓発活動を中心に取り組んできました。しかし、コロナ禍で多くの出前授業、職場体験事業、イベント等の中止が相次ぎ、ボランティア活動の機会も減ってしまいました。

ボランティア活動を止めないために「できることから始めて見よう」をスローガンに、2020年9月から3つの会場で毎月1回、ボランティアの集える場、交流の場、学べる場として「切手きってボランティアしよ!」を開催しています。感染症対策を行いながら、使用済み切手の整理とミニ学習会を行っていますが、中・高・大学生や社会人の参加者からは「世界の子どもたちの暮らしを学び、私たちの作業で子どもたちを助けることができてうれしい」との声が寄せられています。

引き続き、ユニセフのボランティア活動を通じて、「子どもの権利条約」や「SDGs」をテーマに世界の子どもたちが直面している問題について伝える取り組みを広げられたらと思っています。

埼玉県ユニセフ協会


レポート 熊本県ユニセフ協会から

©熊本県ユニセフ協会

2021年11月13日(土)、高校生らが主体的に立ち上げたユニセフ熊本SDGs実行委員会は、「SDGsについてみんなで考え、これからの住み良い地球を作っていきませんか?」と呼びかけ、「ユニセフ熊本SDGs街頭キャンペーンパレード」を実施しました。出発式後、地元高校吹奏楽部のブラスバンド隊を先頭に、『熊本から変えよう 地球温暖化!』という横断幕や、それぞれが作ったキャンペーンボードを掲げて市内の繁華街を行進。パレードには市内の中高生および教諭、一般の方々、熊本県副知事、熊本市教育委員会、熊本県ユニセフ協会理事など総勢360名が参加し、気候変動をはじめとするSDGsの課題についての理解を呼びかけました。

熊本県ユニセフ協会

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