宮崎県ユニセフ協会
担当者:兼城絢子
©宮崎県ユニセフ協会
〈ITボランティア募集“若いあなたの力が欲しい”〉というキャッチフレーズで1枚のポスターを作成したのが2020年、新型コロナウイルスによるパンデミックが宣言された年の秋でした。イベントや出前授業が次々に中止となる中、コロナ禍で何をすべきか運営委員と話し合った結果、この時期にIT分野の強化を図ろうということになったのです。
そこで、ITに強い若者のボランティアを募ろうと運営委員の1人がポスターを作ってくれました。これを見て集まってくれた若いボランティアたちが、自ら名づけた「ひなたカレッジ」というグループ名で、現在、SNS発信を中心に活動をおこなっています。
若い力とは―そのいちばんの要素として「既成概念にとらわれず、新しい発想ができる」ということが挙げられると思います。私達には思いつかないような提案も多々ありました。
それらを新鮮に受けとめ、ユニセフ活動にうまくとり入れながら、運営委員たちも大いに刺激を受けて、宮崎県ユニセフ協会の活動をさらに盛り立てていけたらと思います。
レポート 兵庫県ユニセフ協会から
第20回「ユニセフのつどい」は、オンラインとオフラインのハイブリッド開催の中、たくさんの思いがつながる時間となりました。日本ユニセフ協会から20年間の活動への感謝状の授与があった後、ボランティアさんと準備を重ねたプラスチック不使用のクリアファイルと活動の歴史を振り返る動画を披露。第1部は浜田進士さん(子どもの権利条約総合研究所関西事務所所長)が「子どもがまん中」と題し、子どもの権利の主人公は子ども自身、子どもの事は子どもに聴いてみようと講演。第2部は、大西匡哉さんのケニア伝統太鼓ンゴマで大盛り上がり。進行は、ユニーズ(学生ボランティア)のOBと高校を卒業したばかりの3人が務め、まさしく次の世代へつなぐ時間でした。
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