岐阜県ユニセフ協会

©岐阜県ユニセフ協会

担当者:杉田照子
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岐阜県ユニセフ協会は、中部地方初の協定地域組織として2011年に発足し、昨年10周年を迎えることができました。あらためて、皆さまに感謝いたします。
発足以来、毎年、岐阜市と共催の「ユニセフパネル展」、JR岐阜駅前での「ユニセフ子どもの広場」をはじめ、募金活動・広報啓発活動・出前授業・学習会等に精力的に取り組んできました。
2020年、新型コロナウイルス感染症の蔓延により多くの活動が中止となりましたが、「そんな折だからこそ、逆に何かできることを」と、銀行ロビーでのキャラバンポスター展、近郊大学内での定期的な活動紹介展示など、視点を広げた新たな活動も生まれました。また、オンラインでの出前授業にもチャレンジ。これまでに9回実施しています。
今年2月のウクライナ危機以降、電話やメールでの問い合わせが増え、募金活動による協力など、県民の方々のやさしさと停戦への願いがひしひしと伝わります。皆さまの思いが世界中の子どもたちに届くよう、これからも活動を続けてまいります。
レポート 大阪ユニセフ協会から
2022年7月2日(土)、「危機に直面する子どもたち~紛争・災害・虐待~」と題したセミナーが大阪市中央公会堂大会議室とオンラインで同時開催されました。まず、ユニセフ・イエメン事務所、子どもの保護専門官の小川亮子さんから、紛争が長引くと弱い立場にある子どもたちの命がいかに危険にさらされるかという報告がありました。また、精神科医の亀岡智美さん(兵庫県こころのケアセンター副センター長)は、強いストレスを受けたときの子どもたちの心の傷とその回復プロセスについて語ってくださいました。紛争下でも、家庭や学校でも、暴力が子どもに与えるストレスは同じという視点から、2つの講演が響き合い、理解を深められた催しでした。
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このほかにも皆さまのお近くで、イベントやボランティアなど様々な活動が行われています。地域でできる国際協力活動にユニセフとともに取り組みませんか? リアルタイムの情報や活動の詳細が詰まった、全国の協定地域組織のホームページへは下記からどうぞ。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。