vol.275 2022 autumn

レガシー相談室

時代は変わっても、想いは同じ
─物資の提供だけではない栄養改善のサポート─

脱脂粉乳の効果をはかるため身長と体重を計測・記録する様子
©日本ユニセフ協会

当協会は、ユニセフ遺産寄付プログラムを皆さまにご案内する際、ユニセフが今から約70年前に日本の子どもたちへ届けていた脱脂粉乳についてもご紹介しております。当時ユニセフは、脱脂粉乳を配給する一方、乳幼児にとって栄養や衛生がいかに大切かを伝えるため、「母親学級」を実施していました。この活動を通じて母子保健の知識や大切さが日本全国に広まり、乳児死亡率の改善に大きく貢献したと言われています。

現在でも、世界では約1億5000万人の5歳未満の子どもが慢性的な栄養不良に陥っています。子どもたちが心身ともに健やかに成長するためには、十分な栄養を摂取することが必要不可欠です。

© UNICEF/UN07630/Dubourthoumieu

遺産のご寄付を含め、皆さまからユニセフ募金としてお預かりするご寄付の約4割は、保健・栄養分野の支援事業に充てさせていただいております。

物資による支援のみならず栄養の大切さを伝える事業を通して、子どもたちの健やかな成長をユニセフはサポートしつづけています。

遺産寄付は、次世代の子どもたちの健やかな成長に貢献する方法のひとつです。当協会では、遺産寄付に関するパンフレットをご用意しており、ご希望の方には、郵送させていただきます。

お電話またはEメールにてご連絡ください。ホームページからはPDF版もダウンロードいただけます。

ユニセフ遺産寄付プログラム

(公財)日本ユニセフ協会 レガシー相談室

住所〒108-8607 東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス

電話03-5789-2039(平日9:00〜17:00)

Eメールlegacy@unicef.or.jp

WEBwww.unicef.or.jp/isan

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