カツィナ州では近年、雨期がはじまる前に川の水が干上がってしまいます。気候変動の影響で人々は水不足に苦しめられており、砂漠化も急速に進んでいます。緑化を進めることで土壌の劣化を防ぎ、さらに日陰をつくって教室を涼しくするため、中学校の植樹クラブの子どもたちが活動中。こんなに大きく育った木もあり、子どもたちはとってもうれしそう。ナイジェリアは子どもたちが気候変動にさらされている度合いにおいて、世界第2位の脆弱性を抱えています。ユニセフは、子どもたちに植樹の技術や肥料の準備、苗木の育成などの指導をするかたわら、学校に対して助成金を提供しています。
vol.282
2024 summer